(1) 桃と林檎の物語 発売日:1994/10/21 発売元:ソニー
桃と林檎の物語 |
作詞 市川睦月
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
c/w |
黄昏座 |
作詞 市川睦月
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
- 洋服から着物に変えて、心機一転!
- 演歌ではあるが、フォーク色の入った「フォーク演歌」といったところか
- 作詞の「市川睦月」は、久世光彦さんのペンネーム
- 美山さんの話によると、この歌を歌うようになってから仕事が急増したとか
- 演歌ファンの間では、比較的若い世代の支持を得たようだ
- 日本レコード大賞最優秀新人賞、日本作詞大賞を受賞
- 美山さんの運命を変えた一曲といえる
(2) 夢でいいから 発売日:1995/10/21 発売元:ソニー
夢でいいから |
作詞 松井五郎
作曲 都志見隆
編曲 萩田光雄 |
c/w |
指輪をください |
作詞 松井五郎
作曲 都志見隆
編曲 萩田光雄 |
- 演歌ではあるが、ポップス色の入った「ポップス演歌」といったところか
- 作詞にあたっては、美山さんご本人が、作詞家の先生にイメージを伝えたそうだ
- 木曜ヘッドライトのスタッフは、「さびの部分が覚えやすい」と評していた
- レコ大新人賞を受賞して注目を集めていた当時、美山さんが一番頑張っていた曲
- それだけに、「美山純子はこの曲から入った」という人も多いかもしれない
- 『桃と林檎の物語』や『いさり火』に隠れがちだが、なかなか捨てがたい一曲
(3) いさり火 発売日:1996/04/21 発売元:ソニー
いさり火 |
作詞 たきのえいじ
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
c/w |
えれじい |
作詞 たきのえいじ
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
- 前の2作に比べれば、かなり演歌色が濃くなった
- レコ大最優秀新人・美山純子の'96年の勝負曲
- それだけに、周囲からの期待とプレッシャーは大きかった
- 作曲の弦哲也さんは、12年前の加古川順子時代から、美山さんのことをご存知だったという
- この頃あたりから、美山さんのファンがさらに急増したそうだ
- 演歌としてはかなりのヒット、美山さんの代表作といってもいい
- しかしこれが美山さんの最後のシングルになってしまう
- 美山さんは、特にカップリングの『えれじい』を気に入っていたともいわれる
美山純子オリジナル・ファースト 発売日:1996/06/21 発売元:ソニー
1 |
いさり火 |
作詞 たきのえいじ
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
8 |
桃と林檎の物語 |
作詞 市川睦月
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
2 |
十五夜 |
作詞 たきのえいじ
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
9 |
微笑がとまらなくて |
作詞 高杉碧
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
3 |
えれじい |
作詞 たきのえいじ
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
10 |
好きにならずにいられたら |
作詞 麻生麗二
作曲 三木たかし
編曲 川口真 |
4 |
指輪をください |
作詞 松井五郎
作曲 都志見隆
編曲 荻田光雄 |
11 |
黄昏座 |
作詞 市川睦月
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
5 |
赤い虹 |
作詞 麻生麗二
作曲 三木たかし
編曲 川口真 |
12 |
真夜中のオアシス |
作詞 ちあき哲也
作曲 杉本真人
編曲 若草恵 |
6 |
夢でいいから |
作詞 松井五郎
作曲 都志見隆
編曲 荻田光雄 |
13 |
十五夜
(オリジナル・カラオケ) |
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
7 |
揺れながら夢のなか |
作詞 二宮康
作曲 三木たかし
編曲 若草恵 |
14 |
いさり火
(オリジナル・カラオケ) |
作曲 弦哲也
編曲 丸山雅仁 |
- 新人演歌歌手としては異例の、全曲オリジナルのフルアルバム!
- カラオケ合わせて全14曲
- アルバムリリースは、美山さんの'96年の目標だった
- 絵空事とは思えない現実感のある歌の世界が特徴
ある方からのご指摘を受けて気づいたことですが(ありがとうございます。名前出していいのかな…?)、 美山純子さんは、3枚目のシングルを作るに当たって、あらかじめ作曲家の弦哲也さんに全部で5曲書いてもらったそうです。
その5曲の中から、シングルに収められることに決まった曲が『いさり火』と『えれじい』で、 アルバムに収められたのが『十五夜』のようです。
残りの2曲は未発表のままに終わってしまったようです。 ということは、これは美山純子さんの未発表作品ということになるのかもしれません。 では、そのお蔵入りした2曲とは一体どういう曲だったのでしょうか…? そして、この2曲の行方はどうなったのでしょうか…? もしかすると誰か他の歌手に提供されたとか…? 残念ながら、今となっては知る由もありません。
ただ、新曲を出す際に予めふるいにかけるという手法は、 一般に広く取り入れられているようです。 だとすれば、「未発表作品」と言うのは大げさなのかもしれませんが…良く分かりません。
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